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自転車の楽しみ方

千葉競輪場のバンク内にて

ブームは必然!

本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます。
さっそくですが、今の自転車ブームについて、どのようにお感じですか?

自転車を職業にしているプロ選手としても、ひとりの自転車愛好家としても嬉しい限りです。
身近に専門のショップも増えていますし、何よりスポーツとして多くの人に自転車を体感してもらえることがいいですね。共通の話題で盛り上がれますから(笑)。

そこですね、一番嬉しいのは!自転車は老若男女、誰もが親しむものですが、身近すぎてスポーツとしての価値や魅力が理解されてこなかったのが日本だと思うんです。

日本ほど自転車を楽しむための環境が整った国は珍しいですよね。

自転車専用のバンク(専用コース)は、競輪場で44カ所、その他にも各地にあるなんて世界的にも珍しい。世界で活躍する競輪選手も日本にはいますからね。だから、野球やサッカーのように、あとは一般に普及することだけが課題だと思います。

そういう意味では、日本には自転車競技を本格的に楽しめる環境があるわけですよね。私たちも(プロの立場で)みなさんにもっともっと自転車の正しい楽しみ方をお教えしていきたいと考えています。

実は、ここ千葉競輪場も今後オープンな環境づくりに努めていく予定です。自転車競技経験者だけではなく、ファミリーで楽しめるなど幅広い層にご利用いただける方向で工夫を凝らしていきますので、地域のみなさんにもぜひ自転車を多面的に楽しんでいただきたいと思います。

日本写真判定渡辺氏

競輪場のバンクは一般には公開されていませんが、サイクルクラブなどの学生たちにも活用してもらっていますし、今後はさらに多くのサイクリストが楽しめるよう、私たちも協力していきたいと考えています。
ぜひここのバンクで1000mタイムトライアルを経験してもらいたいです。
あのギリギリまで(自分を)追い込んだ後の爽快感…病み付きになりますよ(笑)。

追い込むのが爽快かどうは別としても(苦笑)、
それぞれのレベルで記録更新を楽しんでもらえるような場所にしていきたいですね。

自転車を多面的に

多彩に広がる自転車の楽しみ方

まだ始めていないけれど、自転車に興味があるというみなさんに、お2人からアドバイスをお聞かせください。

スポーツの楽しみ方は大きく2通りあります。観て楽しむ方法と、実際に体験して楽しむ方法…私は身体を使って楽しむタイプです。例えば自転車も体験して初めて気づく楽しさがたくさんあります。そういうことを知ってから、自転車レースなどスポーツ観戦すると、もっともっと楽しみが深まるはず。
体験せずに観戦だけなんて、もったいないです!

私は競輪選手として仕事にしていますから(苦笑)なかなか趣味として存分に楽しむことは難しいのですが、もしできるなら、まず”スタイル”から入りたいですね。とことんこだわれるんですよ。
ウェアもかっこいいものが豊富ですし、シューズやヘルメットなどアクセサリー類も多彩。しかも自転車に至っては、こだわればこだわるだけ違いが楽しめます。

私は自転車を愛でながらお酒が飲めます(笑)。
ハマるとそういう時間も楽しめますよ。それから自動車でホイールやタイヤにこだわる人も多いけれど、その走りの違いはなかなか体感しにくいものですが、自転車はズバリ!身体でダイレクトに感じることができるんです! それは(体験したら)驚きますよ。

日本競輪選手界 篠田氏

ツーリングでもレースでも、関係なく味わえる驚きと喜びがそこにあります。サイクリストはもう感じていると思いますが、優れた自転車って精巧に作られた身体の一部になってしまうんです。だからこそ、自分にフィットしたものを上手にコーディネートすると…
真っ白に燃え尽きるまで走り続けられます(笑)。

それ、わかります!他のスポーツでは関節、筋肉や内臓とか、どこかしら負担がかかってそこまで追い込めません。が、自転車なら素人でも自分を追い込むことができる。これはスゴいスポーツだと思います。│車道を走る自転車に対してもアドバイスいただきたいのですが…。

車道を走る自転車に対してもアドバイスいただきたいのですが…。

そうですね、人気のロードバイクなどで一般道を走る人も増えていますが、
仲間や周囲には”声で”コミュニケーションを取ることをお勧めします。
手の合図だけとか、ベルとか、伝わらないことや誤解を招くこともあるので、これはみなさんに実践してほしいですね。
車道を走る”車両”としての意識を持って。

スポーツとして自転車を楽しむなら、ぜひ篠田さんのようなプロの指導を受けるべき。
乗り方、メンテナンス、セッティング…
今後の自転車スポーツの普及のためにも、プロとの交流の機会をつくっていきたい。
千葉競輪場がその先駆けになることをみなさんにもお約束します。ぜひご期待ください。

篠田宗克

渡辺俊太郎